ACCESS VBA フォームのボタンからモジュールを実行する方法

フォームのボタンからモジュールを実行する方法

ACCESSのフォームにはボタンを配置し、そのボタンから様々な処理を実行することができます。
ACCESSで実行する複雑な処理はVBAというプログラムで作成します。

このプログラムをボタンから呼び出して実行するためには、ボタン側に設定が必要です。

今回は、フォームのボタンからモジュールを実行する方法をご紹介します。


こんにちは。
はこにわガジェット (@hakoniwagadget) です。

ACCESSを使った売上管理、顧客管理などのデータベース開発を行っています。
ACCESSは基本機能だけでも十分便利ですが、VBAを使うことで格段に使いやすいデータベースを作成可能です。
この記事ではACCESSでのVBAの使い方をご紹介していきます。

フォームボタンの設定

フォームのボタンからモジュール(正しくはイベントプロシージャ)を実行するためには、フォームをデザインビューで開きます。

フォームのデザインビュー

その後、プロパティシートを開きましょう。

プロパティシート

デザインビューで設定したいボタンを選択し、プロパティシートのイベントタブを開きます。
ボタンを押した時に動作する処理を設定したい場合は、「クリック時」を選択します。

クリック時の一番右側に「…」ボタンが表示されますので、そこをクリックしてください。
すると、ビルダーの選択画面が表示されます。

ここでは、コードビルダーを選択してください。
その後、Visual Basic Editor(VBE)が起動します。

該当箇所にプログラムを記述してプロシージャを完成させましょう。
今回は、DoCmd.OpenFormを使って売上伝票入力というフォームを開く処理を設定しました。

これで設定は完了です。
ACCESSの画面で再度でデザインビューを見てみると、プロパティシートのクリック時に「イベントプロシージャ」が設定されていることがわかります。

このように、フォームのボタンにイベントプロシージャを設定するには、デザインビューでプロパティシートを開き、該当のイベントにイベントプロシージャを紐づけていく処理が必要です。

以上、フォームのボタンからモジュールを実行する方法をご紹介しました。


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。