ACCESS DAvg関数で平均を求める方法
ACCESSの関数で平均値を求めることができるのが、DAvg関数です。
今回は、DAvg関数で平均を求める方法をご紹介します。
こんにちは。
はこにわガジェット (@hakoniwagadget) です。
ACCESSを使った売上管理、顧客管理などのデータベース開発を行っています。
ACCESSは使いこなすために少しスキルが必要なものの、うまく活用すればExcelよりも業務の効率化が図れます。
この記事ではACCESSをもっと使いこなしたい方向けにACCESSの関数をご紹介していきます。
DAvg関数
DAvg関数は指定したテーブルの値の平均値を求める関数です。
以下の構文で利用します。
DAvg ( 平均値を求めるフィールド , テーブル名 , 抽出条件 )
単純にテーブル全体の平均値を求めるだけでなく、一定の条件に基づいて抽出したレコードのみの平均値を求めることも可能です。
テーブル全体の平均値を求める
それでは、DAvg関数の利用例を示します。
今回はサンプルとして以下のテーブルを準備しました。
このテーブルの単価の平均値を求め、フォームに表示してみましょう。
フォームデザインで空のフォームを作成します。
デザインビューで非連結のテキストボックスを配置し、コントロールソースに以下のように設定します。
=DAvg("単価","TRN_売上サンプル")
TRN_売上サンプルテーブルの単価フィールドの平均値を表示するように設定しました。
フォームビューで結果を見てみましょう。
このように、平均値を表示することができました。
条件を指定して平均値を求める
次に、条件を指定して平均値を求める方法を見てみましょう。
先ほどと同じTRN_売上サンプルテーブルから、数量が2のレコードの金額の平均値を求めます。
フォームをデザインビューで修正します。
平均値のテキストボックスのコントロールソースを以下のように修正しました。
=DAvg("単価","TRN_売上サンプル","数量=2")
最後の引数に抽出条件を追加しています。
では、結果を見てみましょう。
このように、結果が変わりました。
以上、DAvg関数で平均を求める方法をご紹介しました。
ACCESSを使いこなせば、業務の効率化や自動化が実現できます。
しかし、自分でACCESSを学ぶには時間がない、難しそうで不安、という方も多いでしょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。