ACCESS テーブルの名前変更を自動的に修正する方法
ACCESSはテーブルを元にクエリやフォームを作っていきます。
しかし、作っていくと後からテーブルの名前を変更したくなる時があります。
こんな時にクエリやフォームをすべて直していくのは大変ですよね。
そういったときのために、ACCESSにはテーブルの名前変更をクエリやフォームに自動的に反映する機能があります。
今回は、テーブルの名前変更を自動的に修正する方法をご紹介します。
こんにちは。
はこにわガジェット (@hakoniwagadget) です。
ACCESSを使った売上管理、顧客管理などのデータベース開発を行っています。
ACCESSは使いこなすために少しスキルが必要なものの、うまく活用すればExcelよりも業務の効率化が図れます。
この記事ではACCESSの基本的な使い方をご紹介していきます。
自動修正の設定
テーブルを修正した際に、そのテーブルに依存するクエリなどの自動修正を行うためには、以下の設定を行います。
まず、ファイルメニューから「オプション」を選択します。
現在のデータベースタブを開き、「名前の自動修正を行う」にチェックを入れてください。
これでOKで閉じれば設定は完了です。
名前の自動修正処理
では実際に、名前の自動修正がどのように行われるか見てみましょう。
サンプルデータとしてテーブルとクエリを準備しました。
テーブルは「test_売上テーブル」です。
そして、このテーブルを元に作成したクエリが「test_自動修正」クエリです。
このクエリを作成した後で、test_売上テーブルのテーブル名とフィールド名を変更してみましょう。
テーブル名をtest_売上1に、処理日フィールドを処理日1に変更しました。
では、test_自動修正クエリを見てみます。
このように、自動でテーブル名、フィールド名が修正されました。
ただし、名前の自動修正で対応できるのは上記のようなクエリやフォームのレコードソース部分のみです。
クエリの抽出条件に記載したテーブルのフィールド名などは変更されませんので注意してください。
以上、テーブルの名前変更を自動的に修正する方法をご紹介しました。
ACCESSを使いこなせば、業務の効率化や自動化が実現できます。
しかし、自分でACCESSを学ぶには時間がない、難しそうで不安、という方も多いでしょう。
そんな時は、ACCESS開発歴20年以上、過去に100以上のACCESSデータベースを開発してきた私(@hakoniwagadget)にお任せください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。