ACCESS このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました

「このファイルのソースが信頼できない」エラーの回避方法

このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました

他人から入手したACCESSファイルを開けようとしたら急にこんなメッセージが出て困ったことはないでしょうか?
これはMicrosoftが2022年に行ったマクロセキュリティに対するポリシーの変更によって表示されるようになったメッセージです。

これではファイルが使えない、という方のために回避方法をご紹介します。


こんにちは。
はこにわガジェット (@hakoniwagadget) です。

ACCESSを使った売上管理、顧客管理などのデータベース開発を行っています。
ACCESSは使いこなすために少しスキルが必要なものの、うまく活用すればExcelよりも業務の効率化が図れます。
この記事ではACCESSの基本的な使い方をご紹介していきます。

このファイルのソースが信頼できないため、Microsoftによりマクロの実行がブロックされました

ACCESSを起動すると表示されるようになったセキュリティリスクに関するメッセージです。

この状態ですと、フォームやクエリを表示することはできますが、マクロやVBAが動作しません。
これでは困ってしまいますね。

そこで、この回避方法をお教えします。

回避方法

受け取ったファイルを右クリックして、プロパティを表示します。

プロパティの全般タブの一番下に、セキュリティの項目があります。

このファイルは他のコンピューターから取得したものです。このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。

という項目で、許可するにチェックがない状態になっていると思います。

ここにチェックをすることで先ほどのメッセージが解除されてマクロ、VBAが動作するようになります。
ちょっとメッセージ的には、これにチェックすることでブロックされるのか、解除されるのか分かりにくいですよね。

なお、最初に表示されたメッセージに表示された「詳細を表示」からリンク先に行くと下記のサイトへ誘導されます。

潜在的に危険なマクロがブロックされました

こちらでも同じ方法が紹介されていますが、なぜか画面が英語なので、日本語のメッセージをご紹介しました。

ACCESSは基本的にマクロやVBAを利用しているので、他人から受け取ったものをなんでも実行してしまうとセキュリティ的にリスクがあるということで行われている措置だと思いますが、送ってきた相手が信頼できる場合にはこの方法で回避しましょう。

以上、「このファイルのソースが信頼できない」エラーの回避方法をご紹介しました。


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